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第10回 株式会社山本商店

第10回

株式会社山本商店

(神戸市東灘区御影中町)

 

こんにちは牧牛(ぼくぎゅう)です。
節目となる第10回目の訪問先は
神戸市東灘区御影中町4-3-1の
株式会社山本商店さん、
応対して下さったのは社長の山本和宏さんとご子息の龍平さんです。

 

山本和宏社長(右)と山本龍平さん 

 

協同組合に所属する材木屋さんを
ホームページ上で詳しく紹介しているのは神戸木協だけではありません。
お隣の大阪にもあります。
大阪木材仲買協同組合(大仲協)です。
大仲協のホームページには
「今月のあなたの街の材木屋さん」というコーナーがあります。
大仲協は組合員数600人の大所帯、
すでに80社近い材木屋さんが登場しています。
なぜ、こんなことを書くかといえば株式会社山本商店さん
その大仲協の組合員さんでもあり、
すでに第56回目に登場しているからです。
ですから余り重複しないように注意しながらインタビューを進めました。
大仲協のホームページアドレスは次の通り。
一度アクセスして下さい。     
http://www.mokuzai-nakagai.com/zaimokuya/index56.html

 

 

同社のルーツや発展の歴史は大仲協のHPに譲るとしても
地理的な面の説明は必要だと思います。
「昔、この辺は武庫郡御影町といって神戸市ではなかった。
芦屋も武庫郡精道村だった。
だから御影や芦屋・西宮にかけての材木屋さんで
大仲協に入っているお店が多いのです」

と山本社長。
納得して頂きましたか。

 

 執務中の山本社長

 

山本社長のお話です。
「当社の創業は明治36年(1903年)、20世紀の初頭です。
その時から太平洋戦争が終わり戦後のどさくさが収まりかけた
昭和25年(1950年)頃までの半世紀、約50年間を当社の
『第1創業期』と名付けています。
昭和25年に法人改組、戦後の復興需要、高度成長などなど、材木屋が華やかだった頃。
そして平成7年(1995年)の阪神大震災と復興景気、
さらには平成大不況と続き20世紀が終わった。
この半世紀50年がまさに山本商店の『第2創業期』だったのです。

『第3創業期』は私が社長になった2000年からスタートしました。
21世紀とともに『第3創業期』はあるのです。」

 

 交差点を隔てての外観

 

 

「『第3創業期』とは?」
の質問に対して山本社長は
「悲しいことだが材木だけでは食えない時代になった。
時代に応じて商売を変えないと生き残れない」

とした上で
「住まいのことならなんでもやる。住まいの管理人になる」
と宣言されました。
「当然バトンタッチも視野に入れている。
今は若いパワーを醸成しつつある。
時代の動きは想像以上に速い」

と山本社長は社内の若手社員らに熱い期待を寄せています。
社員さんの平均年齢が30歳代だそうです。
牧牛も山本社長とほぼ同世代、世代交代は口で言うのは簡単ですが
実行するとなると中々難しいものです。
その難しさは過去の歴史が物語っています。

 

 

余談はさておき、
その若いパワーの代表格ご子息の山本龍平さんにインタビューしました。
1980年11月25日生まれ。
父上と同じ道を歩みました、
すなわち幼稚園から大学まで甲南漬けだったそうです。
小学校1年生からラグビーに親しみ、
大学卒業後1年間のイギリス留学もラグビー漬け。
今もなお甲南大学ラグビー部のコーチをされています。
オリックスで3年間勤務されたあと家業に戻り、
山本商店の将来を見据えていろんな資格取得にトライ、
熱心に勉強されています。
聞くところによればもうすぐ2級建築士の結果発表があるそうです。
みるからに前途洋々の好青年です。
注:父上から余り褒め過ぎないようにと釘を差されていたのですが、事実は事実です。

 

 倉庫外観 

 

山本社長は次のようにインタビューを締めくくってくださいました。
「得意先の工務店も変化している。
彼らの世代も確実に若くなっているのです。
今までの縄張り意識は希薄になってきています。
材木屋も大工・工務店も共存共栄の時代に入った。
新築、リフォーム、不動産(賃貸・分譲)のどれもが相互に絡んでいます。
木にはこだわりたいが住まいの管理人として住まいのことなら何でもやります。
すでに山本商店の『第3創業期』は始まっているのです」。

 

 株式会社山本商店の皆さんです!

 

長時間、ありがとうございました。


取材日:2010年10月29日

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